神戸市三宮駅前の矯正歯科

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吉田矯正歯科クリニック

兵庫県神戸市中央区北長狭通1-2-2 三宮エビスビル8F

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外科矯正(顎変形症)

顔の非対称や著しい受け口など、上下顎の位置のズレが大きい場合(顎変形症)、外科的手術(あごの骨の手術)を併用して矯正治療を行います。
このことを外科的矯正治療といい、矯正治療単独だけでは十分な噛み合わせを確立することが困難な場合に適応となります。
認可を受けた医療機関で治療する場合、矯正治療と手術は全て健康保険が適用されます。

上下顎のサイズ・形態・位置関係に著しい不調和がある場合、外科的矯正治療(矯正治療の途中に外科手術を実施)を行います。
この治療法により、歯並び・噛み合わせはもとより、顔の左右の歪みなど顔貌の劇的な改善が期待でき、長年のコンプレックスから解放されます。
ひと言に手術といっても、上下どちらかの顎だけを手術する場合もあれば、上下の両方を同時にする場合もあり、その内容は様々です。
外科的矯正治療は、術前矯正→手術→術後矯正の順で進められていきます。

1.術前矯正 (1年半~2年くらい)

手術後の噛み合わせが安定するように、矯正を行います。親知らずの抜歯など必要な前処置を済ませます。

2.手術

手術は、全身麻酔下ですべて口の中から行います。顎骨を離断し、位置決めを行い、離断した顎骨をビスやプレートにより固定します。
手術時間は、片方の顎だけだとおよそ1〜2時間、上下になると2〜3時間です。手術に際しては10日程度の入院が必要です。
手術後は、切った顎を安静に保つために、上と下の顎が動かないように、1週間ほど固定(上下歯列の間を小さな輪ゴムで留める)します。
手術をした部分の骨が治って十分な強さを取り戻すまでに、半年位はかかります。

3.術後矯正 (1年~1年半くらい)

より緊密な噛み合わせになるように、矯正治療を行います。

良い結果を得るために、当院では以下の点についてこだわっています。

手術後の顔貌について、過去に治療した数多くの症例の中から、同じような外科矯正症例のデータを元に説明を行います。

術後の噛み合わせが安定するように、何度も歯型をとりながら、特に手術前の矯正治療を非常に厳密に行っております。

当院では、顎変形症の手術の経験豊富な口腔外科専門医との連携を極めて密に保って診療を行っております。

なお、当院では県の認可を得て外科的矯正治療は健康保険を適用(病名は顎変形症)して行えますので、経済的な負担はかなり軽減されます。
(*)都道府県から「顎口腔機能診断施設」として認可を受けた医療機関。この認可を受けた医療機関で顎変形症の治療を行う場合、矯正治療は健康保険が適用されます。当院ではこの認可を受けております。

Ⅰ.下顎に対する手術方法

下顎骨が大き過ぎる場合、また逆に、小さ過ぎる場合、症状に応じて、主に以下のような手術方法があります。
口の内から手術しますので、顔にキズが残る心配はありませんのでご安心ください。


左右の親知らずを前もって抜歯します。 下顎の骨を内側と外側に分割し、歯がついている内側の骨を正しいかみ合わせ位置に移動させ、チタンプレートで内側の骨と外側の骨を固定します。
骨が完全にくっついた後、チタンプレートは除去します。

(下顎枝矢状分割骨切り術)
Before
After
主訴受け口  
診断名あるいは主な症状骨格性下顎前突
年齢32歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位上顎の第一小臼歯と下顎の第二小臼歯の計4本
治療期間3年4か月
治療費概算保険治療
リスク副作用手術の際に下顎骨を動かす量が多い場合、術後に麻痺が出る場合があるので、
十分なインフォームドコンセントが大切となる。

Ⅱ.上顎に対する手術方法

上顎が前に出過ぎたり、逆に、上顎が小さ過ぎて顔面の中央部に凹感がある場合。
あるいは、顔面が左右非対称な場合には、上顎に対して以下のような手術が行われます。

ルフォーⅠ型骨切り術
(Le Fort Ⅰ osteotomy)
Before
After
(下顎枝矢状分割骨切り術)
主訴受け口  
診断名あるいは主な症状反対咬合
年齢32歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位上顎の第一小臼歯と下顎の第二小臼歯の計4本
治療期間3年2か月
治療費概算保険治療
リスク副作用上顎骨の下顎骨の両方を動かす場合、顔面の中央と下方が変化するわけですから
「顔が変わる」ことを十分に説明する必要がある。
Before
After

ななめになっていた唇が治り、笑顔に自信がもてるようになりました

主訴顎の歪み、顔の非対称 
診断名あるいは主な症状下顎骨の左方偏位
年齢29歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位上顎の第一小臼歯と下顎の第二小臼歯の計4本
治療期間2年11か月
治療費概算保険治療
リスク副作用上顎骨の手術の場合、鼻の形が変わることがあることを承知していただく。
上顎前方部骨切り術
(anterior maxillary osteotomy)

本症例では、上顎の左右側の第1小臼歯(*)を抜去して、
それより前方部分の骨と歯を一塊として後方に移動・固定してあります。

Before
After
主訴前歯が出ている 
診断名あるいは主な症状上顎前突
年齢35歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位手術中に上顎の左右側第一小臼歯
治療期間1年10か月
治療費概算保険治療
リスク副作用治療期間を短縮したい場合、手術中に小臼歯の抜歯を行いスペースを外科的に閉鎖する方法がある。

Ⅲ.オトガイに対する手術方法

オトガイ(下顎の先端部分)が著しく出ている場合、あるいは逆に小さすぎて貧弱な場合、
同部を手術して自由に形態を整えることができます。


下顎骨の移動術を行った後、あご先(オトガイ)を修正する手術です。
この手術はかみ合わせには関係しませんが、輪郭やフェイスラインをすっきりさせ、
顔面のバランスを整えるために行います。手術は、全て口の中から行うので傷あとは残りません。
手術時間は30分程です。

(オトガイ形成術)
オトガイ前方移動術
Before
After

いわゆる『あごがない』状態でしたが、
手術後すっきりした横顔になりました。

主訴前歯が出ている 
診断名あるいは主な症状上顎前突
年齢21歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位上顎の第一小臼歯と下顎の第二小臼歯の計4本
治療期間3年2か月
治療費概算保険治療
リスク副作用オトガイ形成を行う場合、通常の上下顎移動の手術に追加して必要ならば行うことになる。
オトガイ形成術の単独の手術は行えない。
オトガイ後方移動術
Before
After

悩みだったあごの形がすっきりしました。

主訴下顎が出ている 
診断名あるいは主な症状下顎前突
年齢24歳
治療に用いた主な装置マルチブラケット装置(外科的矯正治療)
抜歯部位上顎の第一小臼歯と下顎の第二小臼歯の計4本
治療期間3年6か月
治療費概算保険治療
リスク副作用オトガイ形成を行う場合、通常の上下顎移動の手術に追加して必要ならば行うことになる。
オトガイ形成術の単独の手術は行えない。

矯正歯科治療に伴う一般的な
リスクと副作用

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2 週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  3. 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がとても重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は装置が付いているため歯が磨きにくくなります。
    虫歯や歯周病のリスクが高 まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。
    また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収されて短くなることがあります。また、歯肉が痩せ て下がることがあります。
  6. ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  8. 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る・顎が痛い・口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  11. 歯の形状の修正や噛み合わせの微調整を行うことがあります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  14. 装置を外した後、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
    その場合、再治療が必要になることがあります。
  18. 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
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