治療時期・マウスピース矯正・抜歯・費用など30の疑問を解説
お子さまの歯並びについて、
「いつから矯正を始めればいいの?」
「費用はどのくらいかかる?」
「抜歯は必要?」
「マウスピース矯正は子どもでもできる?」
など、多くの保護者の方がさまざまな疑問や不安を抱えています。
小児矯正は、成長期のお子さまのあごの発育や歯並び、かみ合わせを考慮しながら行う治療です。
早めに相談することで、将来的な治療の選択肢が広がる場合があります。
今回は、小児矯正でよくお寄せいただくご質問を、30例に分けてお伝えいたします。
ご参考にしていただければと思います。
小児矯正は何歳から始めるのが良いですか?
小児矯正を始める時期は、お子さまの歯並びやあごの成長状態によって異なります。
一般的には、6歳頃から12歳頃までの乳歯と永久歯が混在する時期に相談されるケースが多くあります。
ただし、受け口やあごの成長に関わる問題がある場合は、より早い時期から治療を検討することがあります。
まず相談するだけでも大丈夫ですか?
はい、もちろん大丈夫です。
小児矯正では、すぐに治療を始める必要がないケースもあります。
現在の歯並びや成長状態を確認し、「今治療が必要なのか」「経過観察でよいのか」を判断することが大切です。
学校検診で「歯並び・かみ合わせ」を指摘されました。どうすればいいですか?
学校歯科検診で指摘された場合は、矯正歯科で詳しく診てもらうことをおすすめします。
学校検診はスクリーニング検査のため、矯正治療が必要かどうかを確定するものではありません。
専門的な検査によって、歯並びやあごの状態を確認します。
小児矯正をすると、どんなメリットがありますか?
小児矯正には、歯並びを整えるだけでなく、あごの成長バランスを整えたり、永久歯がきれいに並ぶための環境を作ったりする目的があります。
また、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながることもあります。
子どもの矯正治療は痛いですか?
矯正装置を装着した直後や調整後は、歯が動くことで違和感や軽い痛みを感じることがあります。
多くの場合は数日で慣れていきますが、痛みの感じ方には個人差があります。
小児矯正の費用はいくらくらいかかりますか?
小児矯正の費用は、治療内容や使用する装置によって異なります。
一般的には、検査・診断料、装置料、調整料などが必要になります。
治療期間や装置の種類によって費用は変わるため、事前に治療計画と費用の説明を受けることが大切です。
矯正治療には健康保険を使えますか?
一般的な歯並びの矯正治療は自由診療となり、健康保険の対象外です。
ただし、特定の先天的な疾患や外科的治療が必要な症例など、一部保険が適用される場合があります。
子どもの矯正費用は医療費控除の対象になりますか?
成長やかみ合わせの改善を目的とした矯正治療は、医療費控除の対象になる場合があります。
詳しくは税務署や専門家に確認すると安心です。
マウスピース矯正は子どもでもできますか?
はい。症例によっては小児でもマウスピース型矯正装置を使用できます。
透明で目立ちにくいことがメリットですが、装着時間を守る必要があるため、お子さまの協力度や歯並びの状態を考慮して選択します。
マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらがよいですか?
どちらにもメリットとデメリットがあります。
マウスピース矯正は見た目の自然さや取り外しできる点が特徴です。
一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できます。
お子さまの歯並びや生活習慣に合わせて選ぶことが重要です。
矯正治療で抜歯することはありますか?
小児矯正では、できるだけ歯を抜かずに治療できる方法を検討します。
しかし、歯の大きさとあごの大きさのバランスによっては、将来的な歯並びを考えて抜歯が必要になる場合もあります。
抜歯すると顔つきが変わりますか?
適切な診断のもとで行われる抜歯矯正では、かみ合わせや口元のバランスを考慮して治療計画を立てます。
不安な場合は、治療前にどのような変化が予想されるか説明を受けましょう。
床矯正とは何ですか?
床矯正は、取り外し可能な装置を使用して、主に歯が並ぶスペースを広げることを目的とした治療方法です。
成長期のお子さまでは、あごの発育を利用しながら治療を行える場合があります。
床矯正をすれば歯並びは必ず治りますか?
床矯正だけですべての歯並びが改善できるわけではありません。
歯の位置やかみ合わせによっては、他の矯正装置との組み合わせが必要になる場合があります。
MFT(口腔筋機能療法)とは何ですか?
MFTとは、舌や唇、頬などのお口周りの筋肉の正しい使い方を身につけるトレーニングです。
舌の位置や口呼吸などの癖が歯並びに影響している場合、矯正治療と併用することがあります。
指しゃぶりは歯並びに影響しますか?
長期間の指しゃぶりは、出っ歯や開咬などの原因になることがあります。
年齢や頻度によって対応方法が異なるため、心配な場合は早めに相談しましょう。
口呼吸は歯並びに関係ありますか?
口呼吸が続くと、舌や唇のバランスに影響し、歯並びやあごの成長に関係する場合があります。
鼻呼吸への改善や生活習慣の見直しが重要です。
子どもの歯並びは遺伝しますか?
歯の大きさやあごの形などは遺伝的な影響を受けることがあります。
ただし、生活習慣や口腔習癖など環境による影響もあります。
乳歯の歯並びが悪いと永久歯も悪くなりますか?
必ずしもそうとは限りませんが、乳歯の時期から歯並びやかみ合わせに問題がある場合は注意が必要です。
永久歯への生え変わりを考慮して経過を見ることが大切です。
前歯が出ているのですが矯正治療できますか?
出っ歯(上顎前突)は、小児矯正で相談されることが多い症例の1つです。
成長期に治療することで、あごの成長バランスを考慮した治療ができる場合があります。
受け口は早めに治療するほうがよいですか?
受け口(反対咬合)は、あごの成長に関係する場合があるため、早めの相談がすすめられることがあります。
矯正中でもスポーツはできますか?
多くの場合、歯列矯正の治療中でもスポーツは可能です。
装置の種類によって注意点が異なるため、矯正歯科医に確認しましょう。
矯正中の歯磨きは難しいですか?
装置によっては磨きにくい部分が増えるため、正しいブラッシング方法を身につけることが大切です。
矯正歯科医院での定期的なクリーニングも大切です。
治療期間はどのくらいですか?
治療期間は歯並びや治療内容によって異なります。
数か月で終わるケースから数年かけて行うケースまであります。
矯正装置は学校で目立ちますか?
装置の種類によって見た目は異なります。
最近では透明な装置など、目立ちにくい選択肢も増えています。
子どもが矯正装置を嫌がった場合、どうすればいいですか?
歯並び矯正治療の必要性をお子さまと共有し、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。
お子さま、親御さま、矯正歯科クリニックが寄り添って、歯列矯正の治療を進めてまいりましょう。
矯正治療中に虫歯になったらどうなりますか?
虫歯の治療を優先する場合があります。
矯正中は特に口腔ケアが重要です。
兄弟で歯並びが違うのはなぜですか?
同じ家庭環境でも、歯の大きさやあごの形、生活習慣などには個人差があります。
大人になってからでも矯正できますか?
矯正治療は成人でも可能ですが、子どもの時期だからこそ利用できる成長を活かした治療もあります。
小児矯正を考えたら、まず何をすればいいですか?
まずは矯正歯科で相談し、お子さまの歯並びや成長状態を確認しましょう。
早めに状態を把握することで、適切な治療タイミングや方法を選びやすくなります。
まとめ
小児矯正は、単に歯をきれいに並べるだけではなく、お子さまの成長や将来のかみ合わせを考えながら行う治療です。
「少し歯並びが気になる」「学校検診で指摘された」という段階でも、相談することで現在の状態を正しく知ることができます。
気になることがあれば、早めに矯正歯科で相談してみましょう。
吉田矯正歯科クリニック
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